
なぜ、このお茶を作ろうと思ったか。
それは、有機栽培茶の可能性をさらに広げるために…。
山吹撫子を製造するきっかけとなったのは、河村先生が微生物を利用した新しいお茶を開発したいという新聞記事を目にしたことでした。
有機栽培茶を原料に記事のお茶が可能であるかを考え、早速河村先生にお話を伺いました。
弊社は浜松市天竜区春野町の標高300〜500mのところに茶園を持つ県内屈指の有機茶生産を行っている砂川共同製茶組合と十年以上のお付き合いをさせていただいており、有機茶を扱う事に関して、多くの経験がありました。
この黒麹発酵茶「山吹撫子」の製造は、そうした経験をいかしていくと共に、有機栽培に取り組む生産家を少しでも支えていけるよう、また農薬、化学肥料を一切使わない安心安全の自然環境にやさしいお茶づくりの可能性をさらに広げるために、取り組みました。
有機栽培茶をきわめてクリーンな工房にて安全性を確認した特許の麹菌のみを用い、新しい日本生まれの新製法※「微生物制御発酵法」で作りました。
発酵には黒麹菌の動き方を把握したり、水分調整や温度管理など管理技術に経験と勘が必要とされます。少量だからこそ徹底管理の匠の技が生きるお茶です。
余分な雑菌を徹底排除した結果、甘く自然なすっきりした香りとコクのある有機の黒麹発酵茶を実現しました。